海上輸送システム
ITの力でグローバルな海上物流を支えるプロフェッショナル集団です。
NXグループがグローバルに展開する海外物流に欠かせないシステムの開発・保守運用を行っています。ミッションは海上物流を止めないこと。海上物流をスムーズに動かすことでお客さまのビジネスを支え、便利で快適な社会生活の維持に貢献しています。海外のお客さまやNXグループ内の社員との接点が多く、関わる業務も輸出入、通関、保税倉庫、営業倉庫、国際経理、港湾、内航海運、海外引越など多岐にわたることから、グローバルな視点での物流業務・ITスキルを身につけるには、うってつけの環境が整っています。

主な業務内容
- 日本および海外での国際海上輸送システムの企画・開発・運用
- 日本国内の海上輸送(内航海運)システムの企画・開発・運用
- 日本を含むグローバルでのお客さまの海上輸送での物流サポート機能の企画・開発・運用
- お客さま向けの各種サービスの企画・開発・運用
v-Process : お客さまのグローバルな物流の見える化を提供するWebサービス
AFR Webサービス : 主に海外のお客さま向け、日本国税関とのデータ送受信の代行サービス - システム製造(コーディング)の上海でのオフショア開発
This job seen in data グローバル展開している国際海上輸送システム(GS-NET)の導入実績
- 日本
- 導入完了
- 東アジア地域
- 導入完了
- 南アジア・オセアニア地域
- 導入完了
- 欧州地域
- 導入完了
- 米州地域
- FCL貨物を導入済み、2024年度より混載、LCL貨物を導入予定
国際航空輸送システム
企画~保守管理をワンストップで!ITの力でグローバルな空の物流を支えています。
NXグループの国際航空貨物業務を支えるシステムの開発・運用保守を行っています。外部のお客さまはグローバルに事業を展開する大手企業様がメイン。お客さまやNXグループ内の関連部署と協議を重ね、お客さまのニーズを的確に満たす優れた航空輸出入システムを企画・要件定義はもちろん、設計から開発、テスト、導入、保守対応までを一気通貫、ワンストップで行える体制を整え、低コスト・短納期での業務改善(リードタイム短縮、システムのスリム化など)を実現し、お客さまの国際ビジネスを強力にサポートします。
システム構築についてはほぼ全工程を内製化しているため、日常業務を通じて着実にスキルが身に付けられることが可能です。海外システムとの連携を通じてグローバルなビジネス感覚を養うことができるのも、当グループの魅力の一つです。

主な業務内容
- 航空輸出入システムの開発・運用
- 航空輸出入顧客システムの開発・運用
- 航空データセンターの管理・運用
- 航空経理システムの管理・運用
This job seen in data
- ユーザー数
- 延べ5,000人 (輸出入計)
- 顧客数
- 約8万5,000人(輸出入計)
- 取扱課所数
- 420課所
※2024年4月時点の実績
国内航空輸送システム
国内航空貨物輸送をもっとエコ&スムーズに!便利で快適な暮らしの実現に貢献しています。
データを一元管理する基幹システムを中心に、貨物の自動仕分機やハンディターミナル(携帯機器)、送り状発行システム、お客さま向けWebサービスなど、国内航空貨物輸送に関わる幅広いシステムの企画・開発から運用、保守までを一気通貫で行っています。ミッションは、1日平均約17万件以上に上る国内航空貨物をより迅速かつ確実に届けるため、システム面から支えていくことです。十数名の少数精鋭部隊でITを駆使し、NXグループの国内航空貨物輸送を力強くサポートしています。
現在、既存のシステムの多くがリニューアルの時期を迎えており、基幹システムやお客さま向けWebサービスの刷新のご依頼を数多くいただいています。このほか、近年注目を集めている環境問題に配慮したサービスの開発にも取り組んでおり、新たな挑戦ができるチャンスがたくさんあります。日々の業務を通じて物流の知識やITスキルを磨くことができ、より便利で快適な暮らしの実現にも貢献できる環境が整っています。

This job seen in data
- 国内航空貨物 平日の平均発送件数
- 約17万件/日
- ハンディターミナルの導入台数
- 6,000台以上
引越・鉄道業務システム
引越しから鉄道まで!様々な「運ぶ」をITで支える、やりがいの大きな仕事です。
国内の引越事業、鉄道事業、企業間輸送サービスなど、NXグループが展開する各事業に欠かせない基幹システムの新規開発、既存システムの運用・保守・改修など、システムに関わる幅広い業務を行っています。継続的に安定したシステムサービスを提供するためのセキュリティの強化やOS、ミドルウェアのバージョンアップに加え、マルチ決済、チャットボット、リモート見積、AI活用施策など新しい技術を積極的に取り入れて、競合との差別化にも努めています。
日々の業務を通じてシステムの企画から開発、運用・保守と幅広い範囲のIT業務に携わることができるため、スキルアップしながらおのずと成長できる環境が整っています。お客さまのニーズを読み取る力、企画・提案力も試されるなど厳しい業務ではありますが、その分、システム開発や改修が完了した際にはお客さまに感謝される機会も多く、非常にやりがいの大きい仕事です。

主な業務内容
- 新規システム開発
- システムオーナー部門との協議、業務フローの整備、システム化計画を立て、システム開発を行います。
- 既存システム改修
- システム機能拡張、他システムとのデータ連携や老朽化に伴うシステム刷新などに対応します。
- システムの運用・保守
- エンドユーザからの問合せ対応、データ抽出、データメンテナンス、障害対応などを行います。
This job seen in data
- ユーザー数
- 5,000人 以上
- 利用拠点数
- 300拠点以上
キャッシュ・ロジスティクス
キャッシュ流通の無駄を省き、低コスト・利便性向上の実現をサポートします。
NXCLは、主に「流通している現金やそれに関連する物、オペレーション等の提供」、「金融機関の現金・有価証券・書類・備品等の後方業務」、「小売り・流通・サービス等の現金管理を行うお客さまの売上・業績管理、出納業務全般」を事業領域としており、NXグループの中ではキャッシュを中心としたロジスティクスソリューションの提供に特化しています。
このチームでは、NXCLの事業活動の根幹を担う重要な「Core System(基幹システム)」の構築に参画し、ロジスティクスの手法を取り入れることによってキャッシュ流通の無駄を省き、低コスト・利便性向上を実現するサービスを提案しています。貴重品輸送の豊富な実績と全国に広がるNXグループのネットワーク力、業界随一の規模を誇るNXCLのリソースを生かして、お客さまに最適な金融サービスを提案。日本全国2万台近くのオンライン入出金機に入金される売上金の情報を総合的に管理しているCSD(Cash Safety Delivery)システムなど、ミッションクリティカルな運用を行っています。

主な業務内容
- 金融機関向けソリューション
- 現金処理をはじめとする現物処理業務を行うシステムの企画・開発・保守運用を行います。ロジスティクスのノウハウを活かしたソリューション提案で業務を最適化し、本業に注力できる環境をサポートします。
- 一般企業向けソリューション
- 売上金管理、オンライン出入金機、両替金配達、イベント等売上金回収などNXCLが手掛ける様々な金融サービスを支えシステムの企画・開発・保守を行います。
This job seen in data
- 従業員
- 約8,000名
- 車両
- 約3,000台
- 拠点
- 約90か所
- SD機
- 2万台
人事情報システム
NXグループの人事管理・人材育成システムを開発・運用。すべての社員が活躍できる環境を整備します。
日本通運およびNXグループの一部会社における、人事・労務・人材育成に関する業務システムの開発・保守・運用を担当しています。ミッションは、すべての社員が安心して活躍できる環境を整備すること。人事・給与・勤怠管理・ユニフォーム貸与管理・タレントマネジメント・研修管理・e-ラーニングなど、人事制度や人材育成にかかわる幅広い業務をシステムでサポートしています。
現在、日本通運で使用している人事情報システムを、NXグループへ展開する構想があり、実現の際には当グループがそのシステム構築・導入推進の役割を担います。人事情報システム自体はパッケージシステムを利用していますが、その定義作成、設定作業は当グループが担当。業務部門と連携しつつ、要件定義から実装、運用、保守管理まで、NXグループの基幹システム運営に主体的に関わり、より良い人事情報システムの構築によりグループの成長、社員一人ひとりの成長に貢献してまいります。

This job seen in data 運用するシステムで取り扱っている社員数/2024年7月時点
- 日本通運
- 約35,000名
- グループ会社
- (人事給与)約8,000名、(勤怠管理)約18,000名
オペレーション業務支援システム
トラックの安全運行をサポート!安全・高品質なNXの物流を支えます。
日本通運の安全・品質・業務推進部の所管する業務システムの開発、保守、運用を担当しています。安全・品質・業務推進部は、広域自動車輸送、倉庫、流通施設、通関、輸出入管理、品質保証、作業管理、物流技術、車両、安全、技能系職務の教育など、幅広い業務領域を所管しており、それぞれに以下のようなシステム(抜粋)を運用しています。
現在、課題となっているのはNXグループ内で活用している業務システムの刷新です。数年後のシステム再構築に向けて、現在ロードマップ作りや新技術の選択に注力しているところです。当グループで担当する業務システムの多くは直接利益を生まない、バックオフィス・システムです。バックオフィス・システムはSaaSやパッケージシステムを利用することが常道ですが、我々が扱う業務システムはSaaSやパッケージシステムが存在していないケースが多く、マーケットを調査し、最新技術とSaaS、パッケージシステムを組み合わせるといった創意工夫が求められます。しかし、「ないものは自分で考えて作る」という自由さ、楽しさを味わいながら取り組める環境でもあります。引き続きより良いシステムの構築を通じて、NXグループの安全・高品質な物流サービスの提供に貢献していきたいと考えています。

運用システムの例
- オペレーション支援システム
- 安全運転、交通事故の防止をはじめ、現場オペレーション全般を支援するシステム
- 下請(傭車)管理システム
- 下請け業者との適正取引、下請法を順守す津ためのシステム
- 許認可情報システム
- 国土交通省、陸運支局に提出する許認可事項基礎台帳の作成・出力、照会するシステム
- アルバイト管理システム
- 各課所・支店で採用したアルバイトの人員配置、勤怠実績を管理するシステム
- 倉庫・流通施設管理システム
- 日本通運が管理する全ての倉庫・流通施設を台帳管理するシステム
- 事故災害検索システム
- 交通事故や労働災害の事故原因等を登録し、全社で管理・共有するためのシステム
- 貨物事故処理システム
- 貨物事故の登録と保険処理、包括予定保険(団体)加入登録を行うシステム
This job seen in data オペレーション支援システム規模
- サーバ台数
- 80台
- 利用拠点数
- 980か所
- 拠点利用者数
- 5,700人
- 営業車両台数
- 1万1,200台
- ドライバー数
- 1万7,600人
NX-GLOW(WMS:倉庫管理システム)
NXグループのグローバル標準WMS(倉庫管理システム)「NX-GLOW」で、より効率的で無駄のない物流を実現します。
ロジスティクスグループは日本通運をはじめNXグループのロジスティクス(倉庫)管理をITで支え、より効率的で無駄のない物流の実現をサポートしています。業務範囲は多岐にわたり、お客さまへの企画提案はもちろん、物流センター新規開設時にはWMSの構築を行い、要件定義から設計、開発、テスト、ユーザー教育など実際のシステム稼働までの総合的なIT支援を行っています。一連の作業はお客さまと綿密にコミュニケーションをとった上で当グループが主導して進められるため、必然的にITスキルだけでなく、企画・提案力やプロジェクトマネージャーとしてのスキルも身に付けることができます。
日本通運には幅広い産業のお客さまとお取引実績がありますが、近年は特に医薬品産業や半導体関連産業といったコア産業への対応に力を入れています。当グループでも関連産業の大型プロジェクトに参画し、事業拡大に貢献できるよう、日々奮闘しています。同時に、労働力不足や残業時間規制強化といった、いわゆる2024年問題への対応も当グループの重要なミッションの一つです。システムの力で現場の自動化・省力化を支援し、質の高い安全で確実な物流の実現を力強くサポートしてまいります。

This job seen in data
- ロジスティクス案件対応件数
- 262案件( 2023年度実績 )
- NX-GLOW稼働数
- 約900社( 2024年6月末時点 )
経理システム
NXグループの「経営」をシステムから支えます。
国内外を問わず、NXグループ内各社の経理関連システム導入や運用保守を担当しています。NXグループでは原則として業務システムを統合して一括管理を可能にするERP(基幹システム)パッケージ「SAP」を導入しており、グループ内の多数のシステムと連携して業務を進めるため、各システムに関する知識やスキル、各企業の経理部とのコミュニケーションも欠かせません。また、経理部の組織であるSSC(シェアードサービスセンター)の立ち上げから、運用の定着とその後の業務改善までを、システム面でサポートしてきました。特にペーパーレス化を実現したシステムの抜本的な見直しは、その後のコロナ禍における在宅での業務の実現に大きく寄与しました。
労働人口が減少する中、経理部門においてもDXの推進による業務効率化が大きな課題となっています。NXグループでも2021年より、日本国内における請求書発行のシステムを一元化するプロジェクトをスタートし、2024年7月から本格稼働を果たしました。今後は、海外において既に導入済みのSAPのバージョンアップ計画など、次々に新たなプロジェクトが控えており、常に学びながら成長できる環境に恵まれています。

This job seen in data NXグループのSAP導入会社数
- 国内
- 113社
- 海外
- 66社
セールスサポートシステム
グローバルかつダイナミック!NXグループのスケールメリットを実感できる仕事です。
NXグループ各社の営業活動をIT領域からサポートし、事業領域拡大や新規事業創出の実現に貢献します。具体的な業務範囲は、国際輸送の貨物追跡、国内外倉庫の入出庫履歴照会システム、各種輸送で生じるCO2排出量計算や経理数値を視覚的にとらえられる経営ダッシュボードの運営など多岐にわたります。
近年は、お客さまのサプライチェーンマネジメント(SCM)を支えるシステム基盤の開発や、ノーコードまたはローコードツールを用いたシステム開発にも力を入れています。国際輸送やサプライチェーンをサポートするシステムを通じてNXグループのグローバルな事業のダイナミックさを感じられるのが、当グループの業務の醍醐味です。NXグループの経営計画に沿ったシステムの開発や運用を通じて経営や社会の課題解決に貢献できる、やりがいの大きな業務を担当できます。また、当グループでは多様化するお客さまのニーズに柔軟かつ迅速に応えるためのラボラトリー的な役割も果たしており、データサイエンティスト育成プログラムやAIを現業システムに活用する実証実験など、常に新しいチャレンジを続けています。
システム運用だけでなく、専門人材育成やAIに関する実証実験など、常に新しい分野に成長できる環境が整っているので、大きなやりがいがある業務です。

データエンジニアリング
データ分析・予測の活用を促進、NXグループのデータドリブンに貢献しています。
当グループのミッションは、NXグループのデータ活用を促進し、データドリブンな組織への進化をサポートすることです。グループ内で共通活用されているマスタ基盤の整備を担当する傍ら、データ分析・予測に活用されるデータ利活用基盤「NX Data Station」の活用にも取り組んでおり、利用者の皆さんへのサポートやデータ分析・予測に役立つ機能強化を行っています。
データ分析・予測は、効率的で持続可能な物流の実現には欠かせない要素であり、NXグループ内でも注目度の高い分野です。最近は日本通運のトラック、鉄道、航空、海運それぞれの輸送領域を統合し、営業案件ごとに可視化できるダッシュボードの支援に取り組んでいるほか、NXグループでのデータ統合を狙ったマスタ基盤の新規構想もあり、常に新たな技術・領域への挑戦、機械学習や生成AIなど新たなテクノロジーへの挑戦ができる環境に恵まれています。
まだ新しい分野で既存の事例が少ない分野でもあるため、ほとんどのプロジェクトには決まったシナリオがありません。グループ内で自由にアイデアを検討し、実施、評価してみる創造的な楽しみを味わいながら業務に取り組むことができます。
