多様化する物流ニーズに応える、
柔軟かつ確かな技術力
NX情報システムはグローバルロジスティクスを支える日本通運とそのグループ企業の情報サービスの中核を担うことを目的に、2004年に設立されました。以来、グループ内唯一のIT企業として、システムインテグレーションやコンサルティング、運用アウトソーシング、アプリケーションの開発など、さまざまな側面からグループのICTを促進してきました。
この20年の間、ビジネスのグローバル化やECの普及を背景に物流業界を取り巻く環境は大きく変わり、社会から物流業界に求められる役割はますます拡大し、NXグループが提供するサービスも多様化の一途をたどっています。
例えば製造業においては、もともと部品や製品を指定された場所から場所に効率よく運ぶのが私たちNXグループの基本的なミッションでしたが、今では、お客さまのグローバルサプライチェーンを止めないことを最優先に考えています。私たちの迅速かつ確実な物流サービスは、どんな状況でも安定した供給を支えます。
NXグループの豊富な経験と専門知識で、お客さまのビジネスを強力にサポートし、常に動き続けるサプライチェーンを実現します。
また、物流センターでは、お客さまとのEDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)により物流の可視化や、マテハン機器などの自動化機器との連携など様々な技術を駆使して効率化に努めております。
さらに、近年頻発している大規模な自然災害発生時をはじめ、緊急時に期待される社会的役割も大きくなっています。
日本通運は、災害時における指定公共機関として、国や地方自治体からの要請に基づき、緊急物資の輸送や災害復旧支援を行なっています。
このように多様化するサービスをITで支えるのが、NX情報システムの役割です。その意味で私たちNX情報システムの成長はNXグループ全体の成長、ひいては便利で快適、安全な社会の実現にダイレクトに繋がっています。
組織の多様性が、
物流の未来を切り拓く
そして創業20周年の節目を迎えた2024年、NX情報システムは日本通運IT推進部との統合を果たし、グループ全体のICTのさらなる加速、ITソリューションによる新規ビジネスの創出に向けて、新たに舵を切りました。
今後は、日本通運が創業100年にあたる2037年にありたい姿(2037年ビジョン)として掲げる「グローバル市場で存在感をもつロジスティクスカンパニー」(2037年までにグループ売上4兆円、海外売上高比率50%)を目指して、NX情報システムはグループ各社とより一体感をもって既存事業の更なる効率化や新たな事業の創出に取り組んでいきます。
そのために絶対に欠かせないのが、これまで以上に多様性に富んだ人材の力です。
ITに精通した専門人材はもちろん、グローバル市場の動向やニーズを迅速かつ正確につかむマーケティング力のある人材、海外のステークホルダーの皆さまと英語で円滑なコミュニケーションが取れる人材、ソリューションを新たなビジネスにする企画開発力のある人材など、より幅広いポテンシャルを持つ人材を積極的に採用・育成していきます。

まずは、社員が誇りを持って働けること。
そして幸せであること
その際に私がマネジメント側の立場として追求していきたいのは、社員皆さんの「幸せ」です。
自分が幸せでなくては周囲の人を幸せにできないように、企業も社員が自分の仕事に誇りを持ち、幸せを感じながら働いていない限り、お客さまを幸せにすることも、社会により良いサービスを提供することもできないと考えているからです。
入社後もスキルを磨き続けられる制度や環境を整備するとともに、誰もが安心して自分の意見や気持ちを発言できる「心理的安全性」の高い社風の醸成に努め、社員の幸せを成長の原動力とできるよう、全力で努めてまいります。
ITの可能性に興味がある方であれば、今現在のスキルは問いません。
多様性に富んだ職場で切磋琢磨し、ワクワクしながら働きたいという方とともに成長し、持続可能な物流・持続可能な社会の実現に向かって挑戦できることを楽しみにしています。